パラスポーツ指導員について

共生社会



2023年1月にパラスポーツ初級指導員の講座を受けました。
2023年4月に資格名称が変更になり、それまでは障がい者スポーツ指導員と言われていました。

どういった資格でどんなことができるのか、実際受講した感想、メリットデメリットなどをまとめました。

受講しようと思ったきっかけ

始めようと思ったきっかけは、家族に障がい者がいて、10年20年前の様子を見てきてもっと共生社会に近づくために何かしたいと思い受講しました。

必要な費用

必要な費用です。事前に知っておいた方が安心できると思います。

テキスト代3,500円
内訳(障がいのある人のスポーツ指導教本2,500円。全国障がい者スポーツ大会 協議規則集 1,000円)
申請料9,300円(申請料5,500円、本年の登録料3,800円)
合計で12,800円

次年度から登録料3,800円
1年に1度、資格更新のため登録料が必要です。


役割

スポーツ指導、スポーツの意義や価値をプレーヤーや社会に伝えること。地域の障がい者スポーツを振興すること。全国障がい者スポーツ大会へのかかわること。

受講内容

3日間授業を受けます。基本土日です。

1日目(8:30~16:00)
初体験の連続
アイマスクをつけての視覚障がい者の体験やボッチャ、STT、ボールゴールの体験。
知らなかったことが多かった。そして、見ているだけじゃなく実際やってみると楽しいと思える競技でした。


2日目、3日目は講義受講(8:30~18:00)
分厚い講義冊子を見て「う・・」と思ったほど勉強ギライな僕には最初は拒否反応がありました(笑)
けど、グループワークもあり、他の人の考えがわかったり学ぶことが多くありました。

例えば、
『学校のクラス内に障がい(目と右指だけ動く)を持った生徒1名がいます。みんなでダンスの発表や意をする場合何ができるか?』
という問題。
全員が参加できる方法です。



いろんな考えが浮かんできますね。

答えも1つじゃない。みんなが楽しく参加できる方法が答えです。
講義を通して本当に学ぶことが多かったです。

資格取得のメリット・デメリットを紹介


資格のメリット・デメリット
資格のメリットとしては
同じ意識の方と出逢えること
パラスポーツ大会の役員として参加できること
パラスポーツ指導員として障がい者とのかかわりが持てること

デメリット 
継続料金が発生すること
年間3,800円
僕は、それ以上の価値を今回の受講や資格を取得してから体験できると思っています。

受講後の感想・共生社会に向けて


全員が同じスポーツに取り組む場合、参加者によってルールを変えることも必要で、今の社会はそういったことが大切。

本当の共生社会をつくるにあたって、まずは知ること、体験できたことはとてもいいものだと感じました。
障がい者を支えるものはさまざまなものがある。支える、支えられる立場ではなく、一緒につくることがお互いを尊重することにつながる。そのために、正しい知識と行動をしていく必要がある。

今後の予定は4月にパラスポーツ大会が岐阜でおこなわれます。
また後日様子を記載します

まとめ


まとめです。
・『障がい者はスポーツをするべきである』とう言葉は納得できましたが、
そこまでできない人もいる。そういった人の社会参加だったり、取り残さない社会の仕組みが必要だと感じました。
まずは、自分が『体験する。知る』ことをして、インクルーシブな社会をつくっていきたい。
・資格を持ったからといって 何かがかわるものではない。どう行動していくかが
何をしたいかを考えて資格を取得をしてそれをどうやってつなげるかが大切です。

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