2023年育児休業を取得しました。
僕なりに育児休業を取って学んだことをまとめました。
簡単な自己紹介です。
これまで家事は少ししてきましたが、育児をしてなく学ぶことが多かったです。これからパパになる方、育児休業をとるパパが少しでも楽になれたらなと思っています。
女性からは批判をくらうかもしれませんが、、すべて正直に話そうと思います。(笑)
これから育休をとるパパさんは気負わず、気楽に過ごせるように。
育休を取得した理由
今まで僕は仕事ばかりで長男と一緒に過ごしたのは年中になってからでした。それまではずっと妻に任せきり。次男とはそうならないように一緒に過ごしたい、長男とも時間を共有したいというのが一番の目的です。妻の負担を軽くしたいというのもありましたが、今さらですが、自分の子供はこうあってほしいという思いが強くなりました。
育児手当がもらえるなら仕事を少し休みたいという気持ちもありました。
子供が休みの日は親は必死
早速、洗礼を受けたのはGWです。子供はうれしい5連休。親は魔の5連休でした。
サービス業で働いているため、基本土日は仕事です。たまにの休みはありましたが子供の発表会などで午後から家族で遊びに行くという感じでした。数日ずっと子供たちと一緒にいるというのは初めてでした。休日は妻が大変だと言っていたが、どんな感じで大変だったなのかはわかりませんでした。1日中ずっと子供たちといるとこんなに体力を使うのか、頭を使うのかというほどでした。心が休まらない。
GWは最悪でした。3日間公園に行き、慣れない疲れで体調を崩すほどでした。
平日はあっという間に子供が帰ってきて、休日はとても長い。というのが正直な感想です。
もちろん子供は好きですが、気持ちが追いついてないような感じです。
片付けができていない理由
今まで僕は仕事から帰ってきたら、洗濯が途中までしかやっていない、洗い物がちらかっている。ものが散乱しているという感じで『何してたの?』って心の中では思っていました。
仕方なく後片付けをやっていました。
この理由がわからなかったのは、これまで育児をしてこなかった理由です。
子どもを最優先に考えるとそうなります。2人の子供を育児をすると、泣く、見てよアピール、遊んでアピール、散らかす、よくわからん遊び、ループですね。
納得できないことを言われることもありました。
子どもと遊んでいるときに急に子供が癇癪を起こし、妻から『ちゃんとみててよ。』と言われました。
は?と心の中で思いました・・
洗い物にしても、子どもと遊んでいるときにしても数回納得できないことががありました。
それから見た目だけで判断してはいけない。できていない理由はあると思うようになりました。
ずっと家族と過ごすうちに子供の動き、妻の動きがやっと把握できました。
朝起きる長男を送る、そのあとは次男と妻は寝てゴロゴロしているとさえ思っていました。。
そんなことは決してなく自分のことを後回しにして、家族のために動いてくれてます。
美容院になかなか行けていないのも、体がいたいと言っていて無理してやっているのもそう。
自分よりも子供のために動いている。
子どもを第一に考えると家のことは後回しになる。
育児ではなく子守
『それは育児じゃなくて、子守!』と言われたけど、最初はわからなかった。
5歳児の遊び相手になるだけでなく、次男0歳の世話だ。
そうだったのか。この時初めて気づく。1ヵ月目の下旬だった。
ただ見てればいい、一緒に遊んでればいいという感じだった。
字の通り、子供を育てるということが育児だった。
育児、子守について最近話題のチャットGTPで調べてみた。
育児とは、子どもの成長と発達を支援し、保護者として子どもの世話や教育を行うことです。育児は子どもが生まれてから成人するまでの長い期間にわたります。育児には、身体的なケア(食事、入浴、睡眠など)、感情的なサポート(愛情や安心感を提供すること)、社会的なスキルの促進、認知的な発達のサポート(言語の習得、学習のサポートなど)などが含まれます。
「子守(こもり)」とは、日本の伝統的な子育ての方法の一つです。子守りは、親が仕事や他の日常の活動に取り組む間、赤ん坊や幼児を安全に見守るための手段として行われます。・・(省略)・一般的には、子守りは家族や親戚、近所の人々が行います。子守りをする人は、赤ん坊や幼児が眠っている間に見守り、必要な場合には起こしてお世話をします。赤ん坊や幼児の泣き声に敏感に反応し、必要なケアや快適さを提供することが求められます。
見てればいい、遊んでいればいいは子守で、育児は子供の成長をサポートする。心を育てることですね。育児ってむずかしい。
うれしかったこと
うれしかったことは子供の成長を見られたことです。
できなかったことができるようになったこと。
僕は『今日からこうする!』など前向きな強い意志を感じられたことです。
具体的には、
スーパーに買い物に行くと必ずお菓子を買わされていましたが、買わずに我慢できるようになったこと。
決して仕事が嫌なわけではないですが、
こういった成長をみていると家族といる時間を仕事に使っているため本当にやりたいことに時間を使おうと思う。
禁句の言葉
今回は育休で休んではいるが、やっぱり自分の用事も済ませたいとのことで
まえから続けていた自分のやりたかったボランティア活動をすすめていった。
バタバタしている中でふと今日は疲れたという言葉を言ってしまった。
時間をとっていかせてもらっていて、疲れたは・・
ずっと一人で二人の育児をする方がもっと大変だとわかってきた。
そのあとは、ずっとネチネチ言われ続けた。
この言葉はやめよう。
子どもと一緒に寝てみた
現在は子供と妻は同じ部屋。僕は別の部屋で寝ている。
仕事が夜遅くに帰ってくる、朝は寝ているという流れなので別の部屋にしてもらっている。
ある日、0歳児と一緒に寝てみようと思い実践することにした。
子どもが寝ていたら水分も取れない、トイレもいけない、つぶしたらダメ。プレッシャーだらけで眠っても気がかりでやっぱりぐっすり眠れない。
最終的に2時間だけ預かっただけだった。まだ7ヵ月の新生児は寝返りを打つ、そのままうつ伏せのままになってしまう場合もあり怖い。。
妻はこんなことを毎日続けていたのかとやっとわかった。
家族のバランス
育児に関しては妻は大先輩で僕は長男を全くみれていないため、
学ばなければ多いことは多い。だけど、育児に正解はなく正解に近いこともあれば、ん?と思うこともある。そんな時は僕は僕のやり方でいく。
それは自分たちの子供だからそう思うやり方で育てたいし、自分の思いを伝えたい。
家庭はそれぞれあると思うけど、
昔は亭主関白という言葉があるが、周りには鬼嫁と言われる人が多い。
そうなるとそこは思い切って言ってみよう とは言えません。
まずは関係を築くことが大切だと思っています。1週間に1回でも話す場を作るのはどうでしょうか?距離があった僕たち家族も今は良好(僕はそう思っています)です。
言う関係、言える環境が大切だと思っています。
言うだけだとただ流れます。どっちかがぴりぴりしてずっと怒っていたらいえる環境にはないです。
まずは環境を整えてから、お互いに思ったことが言えることがいいですね。
妻が一番やりたいことは
二人とも高校生になってある程度自立したら何がしたいと思うか?
と突然聞かれた。
友達と旅行に行きたい、甘いものを食べたい、とか・・
答えは『1日中寝たい』だった。
たぶんそれだけ睡眠がとれてないのだと思った。
こういうことをパパは覚えておいた方がいいと思った。
普段、正直な気持ちを伝えられる環境があればいいんですが、
なかなか壁がある場合、一人で抱え込んでしまう場合もあるためそういった言葉は覚えておくのがいい。
その場しなぎは意味がない、継続的にやれる方法を考える
その場しのぎの片付けは意味がない、継続的にやれる方法をみつける。
わかりやすい例でいうと、片付けです。子供が散らかしたものを親が片付けると永遠に続きます。
それよりも子供に片付けを躾させれば、親は別のことに取りかかれます。
これは妻がいっていた言葉です。
僕の仕事は深夜まで仕事があり、ほぼ日付が変わる。その場合、子供が一緒に寝る環境は間違っている。それよりも、妻と子二人早くねる環境を整える。
頑張りすぎない
5月初めにNHKで育休についての番組があった。夫がどれくらい育児をしているのか、妻から見たら夫はどれくらい育児をしているのかというアンケート結果についてだった。
男性が50%やっていると感じているのに、妻からの夫に対しての評価は20%という結果だった。
50%にもっていくのはほぼ不可能だと思ってます。
得意なこと、できることをやる。妻の大きな負担を減らすでいいと思う。
パパのうつ病などと言うものがあるとみていた。
慣れていない環境で、一気に変わりすぎると心に負担があることを気にかけてほしい。
正直、子供が高校生になれば、
ある程度自立したら女性はそこからいろんなことに取り組めると思っている。
男性からしたら仕事を続ける選択しもあるし、
なので、これからの自分を見つめなおすいいきっかけになると思っている。
育児休業と言われていても、自分のやりたいこと、進路、家族なのでどうしても見直すきっかけを作る時間もとってよかったと思っている。
今しかできないこと
まとまった休みがあるからこそできることはたくさんありけど、我が家では旅行に行くことにしました。4人初めての家族旅行。持ち物は大変で、ただお互いに優しい気持ちになれた気がします。
心の余裕が生まれ、お互いにやさしくなれた気がします。
我が家では1ヵ月目は
物置になっている部屋の片づけ、旅行がメインでした。
奥さんからしたら子育てでずっとやりたかったことをやってあげると気持ちが楽になるんじゃないでしょうか。
残りの育休でやること
育児をすることは未来にため、家族のため、自分のためでも。純粋にやりたいから。愛しているから。
ただ、ストレスがたまりすぎると誰だって爆発するときはある。
それは自分じぁわからないけど、妻を見ているとわかる。表情、言動、行動など。
そうなる前に子供にちゃんと説明してわからせる。
躾と教育は違う。ダメなときは叱って、正す。教育は子供のコミュニケーションだったり、想像力だったり。
ただ僕は育児休業をとって本当によかったと思っている。濃い1ヵ月だった。
また育児休業は残っているので、また新しい発見をできるように次は習慣化させていく。