10年以上続けたスポーツインストラクターのリアルな声。転職後の進路について

仕事

僕はある総合型スポーツクラブへ新卒で入社し、12年以上インストラクターを続け2023年に転職をしました。現在、スポーツインストラクターから転職を考えている方、またはこれからスポーツインストラクターを目指す方に読んでいただけたらと思います。

私のこれまでの経緯

大学を卒業し、2024年12月現在約50店舗ほどある総合型スポーツクラブで働きました。
副店長や店長を経験し退職に至ります。現在では公共施設の外部講師や放課後等デイサービス、福祉施設の運動指導をしています。

だれでもなれる職業なのか

スポーツインストラクターの仕事は、特に資格は必要なく誰でも面接さえクリアすればなれるものです。ただ、企業によっては入社資格として泳げる方などが含まれている場合もあります。
私がいた会社については、特にありませんでしたが、特技を披露する時間があったため、何かしら運動に携わってきたことを伝え、やりたいことをうまくアピールできたらいいかと思います。

業務内容

業務内容に関してはすべて一通りのことをやることになります。
朝の掃除、事務処理、マシン指導、スタジオ指導、プール指導、その他に幼稚園の体育指導、小学校中学校大学への水泳指導、高齢者の運動指導、イベント引率、施設メンテナンスなどすべてです。

職場環境 勤務時間、雰囲気などメリット・デメリット

メリット
午後出勤、平日休みがあるため自分の時間をコントロールしやすい
→市役所、手続き、買い物関係はとてもスムーズに行ける
 平日休みなので、テーマパークなどはほぼ混雑がない
自分のこどもを割引の月謝でスイミングに通いやすい
→私が働いていたところは月謝半額になりましたのでこどもを通わせていました。

教育現場のため、お客様との信頼関係が築ける
→選手コースの指導をしており、教え子から手作りのプラバンをもらいました。

デメリット
土曜日、日曜日が忙しいため家族と友人との時間がとりづらい
→土曜日、日曜日に通常休みを取るのは不可能、有給などは別として。
担当のレッスンなどがあると休みがとりづらい
→自分の担当枠があり曜日時間が決まっています。頻繁に休むことは不可能です。
体力勝負の仕事なので夜更かし、不規則な生活ができない
→常に体を見せる仕事なので、体系管理には毎日気を付けていました。
 例えば、3食バランスのとれた食事や定期的な運動、ストレッチです。

転職後の仕事

  • フリーランスとして働く
  • 会社を立ち上げる
  • 教員になる

などが挙げられます。私は現在放課後等デイサービスや公共施設の講師として働いています。
自分で会社を立ち上げた方も多くいます。
例えば、こどもに特化した運動指導教室、指導者向けの講習会などいろんなものがあります。

さいごに

スポーツを通して心も身体も元気になれるので、私は今でも運動することは続けています。
インストラクターとして続けられたことはとても楽しかった思い出ですし、人前で話すこと、何かを伝えること、こどもとの関わりで今でもつながっている人たちもいます。

個人的に思うことは、体力を続くまでは現場での仕事がすごく楽しいというのが正直なところで、
ある程度年齢が行く前40代手前で管理職に就くのがいいかなと思います。
なるべくやれるまでは現場で経験を積み、いろんな方と会い学ぶことをおススメです。もちろん、すぐに管理職になって上を目指したいという思いがあればそれでもいいと思います。
いろんな感想をお持ちの方がいますが、私はこれまで継続してよかったと思っていますし、おすすめの職業です。


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