本当の共生社会を目指して~妹からのUSJ旅行をプレゼントしてもらって気づいたこと~

共生社会

2024年夏に妹から家族旅行をプレゼントしてもらいました。
それは僕の家族4人(僕、妻、長男、次男)と妹、母の6人で行くUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)の1泊2日の旅行でした。

楽しかったというのはもちろんですが、僕の妹は難病をもっており、20数年前僕が小学生のころからこれまで感じてきたことや現状をお伝えできたらと思います。

25年前との変化

昔は車いすが珍しい、障がい者が珍しい、変な人と感じるなど視線が違っていました。じろじろと見られる。コソコソと話をされる。
その時は共生社会について世間が認知がされていなかったと感じています。

今回、家族6人で電車でUSJへ向かいました。
電車に乗るときには駅員さんが各駅に待機してくれ改札口からホームまで案内をしてくれました。
乗り継ぎもホームで待機していただきとても丁寧な対応でした。

USJではこんなものを教えてもらいました。

優先パスというものです。

また、車いすでも乗れるアトラクションがありスタッフが対応してくれました。

車いすで降りる作業が遅くなってしまったときも、ずっとガイドが話をしてくれて気持ちが和み焦らずに済みました。感謝しています。

そして、大阪の老舗チェーン店での出来事。

あまり広いとは言えず、店内は机やいすで埋め尽くされていたにもかかわらず妹は奥にいました。

みんながあけてくれたとのことでした。お店側の配慮、お客さんの配慮に感謝です。

こちら側のきにしすぎかもしれないが、帰りも嫌な顔せず気持ちよく通していただけました。
今はいろんな人を目にすることが増えたことで世間の人の心が変わっているように思える。

旅行をとおして、周りの行動が変わりつつあると感じました。

「平等と公平」

平等では対象者へ同じ価値、量などを与えられること

公平については対象者の内容によって与えられる価値、量が変わること

先ほど写真を載せたサポートチケットについてはこれは障がいがある方については利用が可能とのことだった。

正確な基準はないですが、僕の息子は発達障害があり息子も利用はできるが、あえてもらいませんでした。それは待つことや我慢することも覚えてほしい。必要以上のサービスはいらないと思ったからです。

帰りに大阪の高島屋に寄りました。

人数が多いせいでエレベータが多い、きたとしても乗れない状態が続き別館にいきすいているエレベーターを探しおりました。

これも階段を使える方は使ってそういった配慮も必要だと感じました。

後悔があるから今がある

私は中学生時代から大学生社会人になっても家族と仲良くすることが嫌でずっとさけてきたところがあります。兄弟とも会話をすることもほとんどありませんでした。

こいった後悔がたくさんあることで

今は困ったときには頼ってもらえる場所、気軽に話ができる場所、障がいの有無に関わらず交流ができる場所、助けてが言えなくても近くにいてくれる誰かがいる場所、家族がつながれる場所などを作っています。

私の祖母は90歳を過ぎ現在、週に3回施設に通院しています。
1年前の写真を見返すと元気にあるけていたが何が起こるかわからないのが人生ですね。

歩行がむずかしくなり、排尿を部屋でするようになってしまったり、転んでたちあがれなくなってしまったり。

最近思うことは、あの時もっと素直になればよかったなと思っている。

なん10年も疎遠になっていると、意地になってしまったり恥ずかしさだったり

そうなる前に何か方法があればと思っているし、いつからでも人に頼ってつながる方法を持っておくとよかったと感じている

家族をつないでくれた妻には感謝しています。これまでしてこなかった母の日に結婚後一緒に花束を渡してくれたことがきっかけでお互いのわだかまりはとけたように感じています。

感謝

今回の旅行を経験して楽しかったという以外に大きな感謝という思い出を持ち帰ることができました。
そして、少しずつですが、社会が変わりつつあることも感じることができました。

・妹が旅行をプレゼントしてくれたこと
・息子が待ち時間をまってくれたこと
・妻からのどう待たせるか、親の役目だと教えてくれたこと
・周りの方の配慮や思いに気付かされたこと
・必要な人に必要な対応をとること 公平に社会づくりについて

実現させたいこと

共生社会を本当の意味で近づけるためには
垣根を超えた交流が必要。ただしい理解が必要だと思っています。

スポーツだったり、食事だったりすべてにおいて
どの場所においても差別されることがない世界になってほしいと感じています。

そのために、
家族にきてもらうことを一つの目標として進めていきます。

そのために正しい理解を広げること

すべての人が区別なく交流する機会をつくることを実施してきます。

この世界が少しでも他者と心から分かり合える世の中になりますように。

 

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