メディアコスモスでゲートキーパー講習を受けてきました。

共生社会


2023年8月7日(月)メディアコスモスでゲートキーパー講習会を受けに行きました。


ゲートキーパーとは

ゲートキーパーとは・・・僕はその言葉を1年くらい前にその言葉を知りました。
ゲート⇒門  キーパー⇒守る人
ゲートキーパーとは自殺の危険を示すサインに気付き、適切な対応を図る人のことです。

2020年からコロナ禍となり、それが原因で多くの人が自ら命を絶っています。
テレビなどでも芸能人が亡くなられたニュースがよく報道されていました。

僕がゲートキーパーに興味をもった理由


数年前に弟が仕事で実家を出て働いていたときに仕事でつらい経験をして自ら命を絶とうとしていたことを母親から聞いて衝撃を受けました。もっと近くにいて助けてあげたかった。と思うことがありました。
僕は地域の見守り活動をしているため、もしもの時に助けになれるかもしれないと思い申し込みました。いろんな理由がありますが、
何かある前に、気持ちを引き留める手助けができたらなと思っています。


講演会の内容や様子

ゲートキーパー入門編ということであまり正直あまり期待はしていませんでした。
事例を紹介したり、ありきたりなことを話をされるのかなと思っていましたが。
全く違っていました。
こころとそだちのクリニック あすなろ 院長の加藤智美先生と
医療法人杏野会 各務原病院 公認心理士・臨床心理士の井上 修一先生の話は現場目線の話はいざというときに、いつでも実践できるような話や聞き方や話かけ方の注意などを教えていただけました。

まずすぐ驚いたのが参加者が90人以上。
いろんな仕事の方がいるかと思いますが、平日にもかかわらずこの数の方がびっくりでした。
学びは下記にまとめました。

講演会から得た学び①


否定しない。命令しない。相手の気持ちを整理して語言化する。
この3つが重要。
傾聴が大切だと言われますが、
どうしてもそうじゃなくて、こうした方がいいよ!
○○しましょうも命令になってしまう。



講演会から得た学び②

自分のモノサシは本当に正しいのか?
人は育った環境や経験などによって知らない間にバイアスがかかってしまいます。
そんな時は、自分のモノサシが本当にただしいのか一歩引いてみなければならない。
周りの人に聞いてみたり、相談したりも必要。
助けを求められたときに、判断を誤ってしまった場合は取り返しがつかないことにもなりかねない。


講演会から得た学び③

さまざまな原因が関係している。

家庭、学校、塾、などいくつものコミュニティがあり、そこでいろんな失敗やトラウマを経験します。その中で何個かの原因が絡み合い気分が沈んでしまう場合がある。
単にこれだと決めつけず、原因がたくさんあることを知っておく。



オススメの本

先生からオススメの本を教えていただけました。
先生曰く子育てや人の心理に働きかけることができるとても参考になった本とのこと。僕は人の話や影響を受けた人の本をすぐに読みたいと思っているので、こちらも早速読もうと思います。



次回の講演会の予定

次回の講演会の予定です。
2023年12月13日(水)入門編
2024年2月29日(木)実践編

詳しくはゲートキーパー予約フォームへ


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